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サブ工場の設定について
需要家 各位
秋冷の候、需要家様におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は、弊協同組合並びに組合員各社に対しまして、格別なるご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、弊協同組合は、1970年(昭和40年)に創立以来、旭川市・当麻町・東川町・愛別町・比布町・東神楽町・鷹栖町の1市6町の各現場へ生コンクリートを供給しております。設立当時18工場を有し、万全の供給体制で運営を行っておりましたが、近年、需要量が減少する中、協同組合として生産性向上を目的に工場の集約を行い、令和7年度現在6工場の稼働となっております。各プラントは日々整備や補修など逐次実施しているところですが、年に数回程度突発的な故障により、出荷不能となる工場が存在しております。プラント部品の多くはメーカーへの受注品で、近年人手不足が重なり納期が大幅にかかるケースもあり、復旧まで数週間出荷不能となることも予想されます。このため割決工場[i]が出荷不能になった場合には、他の工場から代行出荷するなど対応しておりますが、あくまでも臨機の処置となるため、常日頃からのリスク対処として、割決工場が出荷不能になった場合に代行出荷が可能となるサブ工場の設定が必要だと考えております。また、工場集約により納入地域が広範囲に渡りますことから、大型現場等が重なった場合は、1工場からの出荷では対応できないため、サブ工場を設定することにより出荷が可能となり、融通性を保持することができます。
以上のような理由から、打設が複数回予定されている大型現場等につきましては、サブ工場の設定につきまして了承頂けるようご配慮願います。
最後に、弊協同組合といたしましては、生コンクリートの安定供給に向け努力して参りますので、不測の事態に対応するため、本趣旨につきましてご理解とご協力をお願い申し上げます。
[i] 割当現場に対し配合計画書の作成・提出や各種調整を行い、生コンクリート出荷等の責任を持つ工場